スポスタのテールランプ交換とウインカー移設とその配線の話
この記事には長いタイトルをつけましたが、内容はまさに、そのまんまです。
テールランプは、ネオファクトリーのレトロテールライトのスモールです。
値段は送料込みで5000円くらいだったと思います。
ウインカーは純正のものをそのまま使っています。
小型のものに変えると、もっと引き締まったリアビューになるでしょう。
ちなみに、ハーレーではウインカーをターンシグナルと呼びますが、ここでは一般的なウインカーと呼びます。
テールランプ交換の理由
正直に言いますと、ノーマルのテールランプはもっさりしてダサいと思います。
プラスチックというのも、安っぽく見えてしまいます。
でも、テールランプを交換した理由は、そこではありませんでした。
理由のひとつは、リアウインカーです。
スポスタのリアウインカーは、サドルバッグに干渉するんです。
そのために、リアウインカーを少しだけ後ろに下げるためのキットも売っているくらいです。
結構悪名高いウインカーなのです。
もうひとつの理由は、自作のリアキャリアです。
リアキャリアの位置を低めに作ったので、ナンバープレートをノーマルの位置につけられなくなりました。
そのためテールランプ交換前は、自作のステーにつけていました。
これらの不具合をいっぺんに解消するために、テールランプごと交換してしまいました。
ネオファクトリー レトロテールライト クローム
送料を入れて5000円くらいです。
ナンバープレートをつけるためのステーと、ナンバー灯がついています。
ナンバー灯はレンズの下部分が、透明になっているだけですけどね。
ウインカーをつけるようにはなっていないので、ホームセンターで適当なステーを購入し、加工しました。
取り付け開始
まずは全部ばらします。
ウインカーはフェンダー裏のナットを外せばよかったはずです。
配線類は下の写真のカプラーで接続されています。
切っちゃえばいいんですが、なんとなく切りたくなかったので、抜きました。
金属端子の先のほうに釣り針の”かえし”のようなものがついていて、引っ張っても抜けません。
精密ドライバーを突っ込んでかえしを抑えながら引っ張ると抜けます。
純正に戻す予定が無いなら、さっさと切ったほうが早いです。
新しいテールランプを取り付けたところです。
フェンダーにもともと開いている穴を利用しました。
そのためテールランプの台座に穴を3つ開けました。
フェンダーに開いたもう1つの穴に配線を通します。
配線をつなげていく
カプラーを外してむき出しになった端子と、テールランプ、ウインカーの端子をつなげていきます。
つなげ方は単純で、熱収縮チューブで端子をまとめるだけです。
半田付けも防水処理もしていません。
車体側の配線の色と役割を書いておきます。
白&橙:未使用(アクセサリー等の電源が取れるはずです)
茶:右ウインカー
青:テールランプ(点きっぱなし)
赤&黄:ブレーキランプ(ブレーキ時のみ点灯)
紫:左ウインカー
黒:アース(テールランプとウインカーの全てに接続)
ただし年式やモデルによって色が違う可能性もあるので、テスターで調べたほうが無難です。
実際にこれとは違う紹介をしているサイトもありますし、テールランプの説明書も違っていました。
これにより非常に混乱しました。
ウインカーとナンバープレートを取り付けて、横から見たところです。
もともとテールランプがついていた大穴はナンバープレートで隠れます。
配線は結束バンドでまとめただけで、ナンバープレートの裏に隠してあります。
ウインカーはホームセンターで買ったステンレスのステー(長細い板に穴がたくさん開いたやつ)の両端を曲げて固定し、ナンバープレートと共締めしているだけです。
結構いい加減なものですよ。
その後…
3年経ちましたが、まったく問題ないです。
しっかり機能していますし、車検にも通りました。
ただし、テールランプのメッキは錆び錆びです。
メッキが薄すぎて、すぐに錆が出てきます。
幸い私はテールランプの上に自作キャリアとトップケースがあるので、直接は見えないのであまり気にしていません。
値段相応なので、お洒落さんはご注意くださいね。
ちょっと形が違うタイプもありますね。